第16話『突入、アラゴ城』

カオスが最後に残した光の架け橋を使い、
アラゴ城へと攻め入るトルーパー達。
そのトルーパー達の力を確かめるが如く、
アラゴは小手調べに、地霊衆を使って光の架け橋を攻撃するが、
カオスの力で作られたその架け橋は、
地霊衆の攻撃など寄せ付けなかった。
こうして無事アラゴ城の前まで突入したトルーパー達。
だがカオスの力も城の中までは届かない。
ここからが本当の戦いだ。
迫りくる妖邪兵の大群。トルーパーの疲弊が目的か。


その頃三魔将達は、
かつてシュテンがされたように地霊衆の力を注ぎ込まれ、
今まさにパワーアップが完了したところであった。


武装して一気に妖邪兵を片付けるトルーパー達。
リョウも双炎斬でアラゴのいる天守閣に攻撃を仕掛ける。
11話ではアラゴ城を切り裂く勢いだった双炎斬だったが、
今回のアラゴは本気なのかまったく通用せず。
逆に跳ね返されてしまう。
更に、そこに現れる三魔将。
パワーアップした彼らの攻撃に、トルーパー達は吹き飛ばされてしまう。
ラジュラ「ふはははは、我等が実力思い知ったであろう。」
実りょ……く?
(地霊衆の力で強化されただけじゃ……げふんげふん)
まあ、今回使った幻界殺はかっこよかったけどね。
三魔将はアラゴ様を倒したくば俺達を倒してからと言い放ち、
その場から立ち去る。
三魔将の力を見せ付けられたトルーパー達だが、
後には引けない。いよいよ城の中へと突入する。
すると突然何かに吸い寄せられるように、
トルーパー達はまたも分断されてしまうのであった。


まずはアヌビスが待つ闇神殿。
セイジは一人、アヌビスと戦うことになる。
闇魔将死の舞がセイジを狙う。
アヌビスはこれまでセイジが自分に勝てたのはカオスのお陰、
カオス亡き今勝てないと言い放つ。
事実セイジは押される一方であった……


ナーザが待つ毒地獄では、
リョウとシンは、ナーザの毒の渦で既にダメージを負ってしまっていた。
このままでは二人ともやられてしまう
せめてリョウだけでも……
シンは超流波でリョウを毒地獄から逃し、
一人ナーザに戦いを挑む。


そして幻惑界の間では、
ラジュラの幻界殺から繰り出される攻撃が、
トウマとシュウを付けねらう。
トウマは自分がおとりになり、
ラジュラの居場所を探る。
あー、天空の連続射出は好きだなぁ……
トウマの作戦でラジュラを見つけたシュウは、
アラゴ退治をトウマに託し、一人ラジュラと決着をつけようとする。
シュウはラジュラのように平気で人を騙す奴が嫌いだからだ。
予断だがラジュラは人を騙すのが好きな奴で……
やっぱラジュラ×シュウは鉄板だと思うんだ(何の話だ


シンのお陰で地獄から脱出できたリョウは、
一人アラゴの元へと走る!走る!
どうでもいいけどあの戸は自動ドア?
次々開けていくがアラゴの姿が見あたらな……
ぎゃー出たー
というわけで、アラゴと遂に対峙するリョウ。
アラゴ様顔でけー。というか顔しかねー。
まあその理由はもうすぐ明らかになりますが。
頭だけとは言え、その力はリョウ一人では太刀打ちできない。
そこへトウマが駆けつける。
ライバル魔将がいない……というか、
鬼魔将がいなくなって必然的に2人余るみたいな……
リョウとトウマは今後もライバル魔将がいないコンビとして、
いろいろと……ね……うん。
超弾動覚醒の過程とかとかごにょごにょ……
まあそれもまた後々のお楽しみ(?)として、
トウマはアラゴに、何故東京を凍結したのかアラゴに問う。
アラゴは言う。人間界は妖邪界にとって必要なものだと。
アラゴは捕らえられた人々の様子を二人に見せる。
二人が目にしたもの。それは、
人間から妖邪が生まれる瞬間であった。
人々の負の感情から妖邪が生まれる。
人々の怨念ある限り妖邪は滅びないのだ。
サムライトルーパーの戦いと言うのは、
TV本編、OVA全て終わっても、
まだまだ続いているのであろう。
だからといって妖邪界の都の名前が『煩悩京』なのは
どうかと思いますよアラゴ様。


次々と明かされていくアラゴの目的、
次回『明かされた鎧伝説』俺の心をヨロイが走る!