第23話『白炎死をかけた戦い』

とある竹林にて、剣舞卿が佇む。
アラゴとの戦いで負った傷のせいで、
自分の命がそう長くはないと悟った剣舞卿。
アラゴとの再戦を急ごうとする。
と、ここで剣舞卿の回想。アラゴとの戦いを回想しているのですが……
すみません、前回の感想、
ちょっと修正させていただきました……
そうだった……剣舞卿は、
アラゴとの戦いで既に剛烈剣持ってるんだった……orz
剣舞卿の元々の剣が剛烈剣に形が似ていた。
という可能性もあるでしょうが、
黒炎王は剛烈剣を守護する存在だったはずなので、
それを従えているって事は本物だよねぇ……

それをさも前回手に入れたように勘違いした俺って……
まだまだ未熟だな俺も。

ただ、前回の放送見ていると、
最初出てきた黒炎王に剛烈剣(とその鞘)がついてなかったりと、
いろいろと疑問に思う点があるっちゃああるので、
間違ってもしょうがないよね?ね!
……いやーホントトルーパーファンとして未熟だ俺……

とま、反省はこれぐらいで。人間誰だって間違いはある。
それで剣舞卿VSアラゴですが、
アラゴを倒し、妖邪界一の剣豪とならんと戦いを挑む剣舞卿。
剣舞卿がアラゴを後一歩で……というところで、
アラゴが妖邪力で剣舞卿の動きを封じると言う卑怯な手を使う。
だが、妖邪界では卑怯は正義。
剣舞卿の正々堂々の精神こそ、妖邪界では異端なのだ。


一方その頃、リョウ達はというと、
剣舞卿との戦いで傷を負った白炎を看病していた。
そんな白炎の姿を見て、不甲斐ない自分を責めるリョウ。
ホンマリョウは自分を責めすぎだ……
白炎の敵をとってやると燃えるリョウであったが、

今回の戦いは、リョウは剣舞卿の剛烈剣を
剣舞卿はリョウの白い鎧を
それぞれ互いのものを手に入れる戦い。
ただ剣舞卿から剛烈剣を奪うだけならまだ簡単だが、
白炎の敵討ちで冷静になれないリョウでは、剣舞卿に勝てない。
みすみす白い鎧が奪われるだけだ。
と、トウマはリョウに剣舞卿は俺たちに任せろと、
リョウを今回の戦いから手を引かせようとする。
そんな気遣いがまた、リョウを苦しめる。
剣がない事で仲間に迷惑をかけていると悩むリョウ。
そんなリョウの前に、剛烈剣を背負って黒炎王が、
そして剣舞卿が姿を現す。
戦いとは武器に非ず、戦いとは気合なり。
相手の武器を奪ってでも戦おうと何故考えない……と。
武器にこだわってうじうじしているリョウに、
剣舞卿はずばり言い放つ。
剣舞卿は、白い鎧を着たリョウと戦うことに拘り、

早く鎧に見合う心を身につけることだと言いその場を去っていく。


その夜、俺の剣さえあれば……
と夢にまで魘されるリョウ。
そんなリョウの為、白炎はふらふらの体で、
黒炎王の前に姿を現す。
白と黒の霊虎の戦い。だが白炎の目的は黒炎王を倒すことではなく、
あくまでも剛烈剣を手に入れる事。
どうにか剛烈剣の1本を手に入れた白炎であったが、
黒炎王の反撃で、致命傷を負って倒れてしまう。
白炎を心配して駆けつけたリョウは、
命を懸けて白炎が奪った剛烈剣を手に、
剣舞卿に敵討ちを挑む。
しかし、「許さんぞ、剣舞卿……!」って……
いやま、剣舞卿との戦いの傷があったから、
黒炎王との戦いで致命傷を受けてしまったのかもしれないけど、
そもそも白炎の今回の行動は、
俺の剣さえあればと女々しい事を言ったリョウが(ry


とにかく武装して剣舞卿と戦うリョウ。
仲間達も駆けつけ、加勢しようとするが、
リョウは白炎の敵討ちに気をとられ、
あくまで自分一人で戦おうとする。
互いに剛烈剣が1本ずつ。勝負は五分と五分
とはいかないようで。
烈火の鎧のままでは剣舞卿には手も足も出ない。
その戦いの最中、白炎は終に息絶えてしまった……
白炎の死に、仲間の心が、鎧の弾動力が応えたか。
剣舞卿の必殺技、麗蝶天舞でやられる寸前、
白い鎧が発動した。
剣舞卿が望んだ白い鎧との戦い。
超弾動双炎斬と麗蝶天舞がぶつかり合う!
この時の超弾動双炎斬のバンクは、
ちゃんと剛烈剣1本だけ持ってやってます。
一刀流なのに双炎斬?と突っ込んではいけない。
しかし白い鎧の超弾動双炎斬も見納めかぁ……
必殺技を打ち終えた二人。だが剣舞卿の手には剛烈剣はない……
剛烈剣は剣舞卿ではなくリョウを選んだのだ。
二本の剛烈剣を手にし、遂に剣舞卿を打ち倒したリョウ。
だが剣舞卿を倒しても、白炎はもう……


その時、奇跡……いや、これはもはや必然か。
打倒アラゴをリョウに託し息絶えた剣舞卿。
その剣舞卿の遺志を継ぎ、
新たなる剛烈剣の主、リョウに仕えるため、
黒炎王は白炎と一体化し、白炎に再び命を与えた。
白炎は蘇り、みんなに笑顔が戻る。
だが妖邪との戦いはまだ終わらない。
いよいよアラゴが再び活動を始める。
次回『妖邪帝王の使者』俺の心をヨロイが走る!
剛烈剣を手に入れ、遂に白い鎧の力を十分扱えるようになりました。
次回はその片鱗が見られます。
そして黒炎王と一つになった白炎にも変化が。

さてここでちょっと小話。
妖邪でありながら、正々堂々とした剣舞卿。
その正体は、カオスがアラゴの鎧から作った最後の鎧、
10体目の勇の心の鎧になるはずのものだったらしいです。
TV本編では語られることはありませんでしたが……